在デンパサール総領事 野村 昇

在デンパサール日本国総領事より

ご あ い さ つ

インドネシアは1万3千余の島々からなる世界最大の島嶼国家です。
その中でも、世界的な観光地として発展してきたバリ島は日本の皆様にとってもなじみの深いところ、あるいは一度訪れてみたいとお考えになる場所なのではないでしょうか。
是非より多くの日本の皆様方がバリ島を訪れ、その素晴らしさを直接体感して頂ければと思います。

バリ・ヒンズー教に根ざした独特の文化に包まれたバリ島は「神々の棲む島」と称され、訪れる人を惹きつけてやまない魅力にあふれています。ヌサ・ドゥア、サヌール、クタ、レギアンなどの海岸リゾートでのんびりと過ごすのも良し、キンタマーニ高原やバトゥール湖などの雄大な自然景観や心癒やされる棚田の風景を満喫するのも良いでしょう。タナ・ロットやブサキなどの寺院を訪れバリ・ヒンズー教の精神にしばし触れたり、あるいはバリ舞踏やガムラン音楽などの様々な伝統芸能を楽しんだり、特徴深い絵画や彫刻などを鑑賞することもお勧めです。そして、それらに勝るとも劣らないバリの魅力は、そこに住む人々の穏やかで親しみやすい笑顔だと言えるでしょう。

2016年バリ島には約5百万人の外国人旅行者が訪れました。これは同年のインドネシア全体への外国人来訪者数約1200万人の4割に当たります。インドネシア政府は外国人来訪者数を2019年には2千万人に引き上げることを目標に観光開発促進に力を入れていますが、その中でバリ島は引き続きインドネシア観光の主役として位置づけられています。
日本からの旅行者数は2008年の約35万5千人をピークに一時期大きく減少しました。しかし、インドネシア政府が一昨年央より30日以内の観光目的での入国に対する査証免除措置を導入したこと、そして本年5月より東京(成田)とバリの間に格安航空(LCC)の直行便が就航したことなどもあり、日本からバリ島への旅行者数も再び増加しています。

多くの日本の旅行者の皆様が、旅の安全に十分留意されつつ、バリ島での心豊かなご滞在を満喫されることを期待しております。

在デンパサール日本国総領事館
総領事  千葉 広久
Hirohisa Chiba